戦略やシナリオを常に見直し、微調整することは非常に重要です。顧客は常に変化しており、変化に合わせてアクションを常に変える必要があるからです。現状を把握し、行動を軌道修正する力は、営業担当者にとって不可欠です。軌道修正
するには、次のステップで物事を捉える必要があります。　　　　　　　　　　　　　　　　
①計画と現状のギャップ把握
②要因分析
③改善策と新しい行動計画立案
④スケジュール化(リスケジュールの実施)
計画がとん挫したり、形骸化したりするのは「見直し」が行われないからです。これまでの成功パターンに基づいて、「きっとこうに違いない」と決めつけてしまうのは危険です。現状を正確に捉え、ギャップを把握することによって、計画と実態がどれほど異なっているのかを理解することができます。また、ギャップ発生の原因に基づいて、改善策を導き出すことで、次の最適な行動を明確化することができます。見直されない戦略や行動は成果を生み出しません。軌道修正力を身に着け、常に実現にこだわりましょう。