海外での事業展開は、小規模でスタートをする場合が少なくありません。まずは、基盤を作りその後リソースを確保する必要があるからです。海外で通用する人材を育成するためには、プレイヤーとしての能力よりも、マネジメント力の強化が重要です。少人数で、時には外部のリソースも活用しながら「目的」「目標」を達成する必要があるからです。マネジメント力の中でも特に重要なのが、客観的に事実を捉え、可視化する能力です。事実を可視化することによって組織内での情報の共有がスムーズになり、展開スピードを速めることができます。更に、テストマーケティグや情報収集の精度が高まり、間違った方向に展開するリスクを軽減する効果もあります。本社との情報のやり取りも、客観的で可視化された情報に基づいて行うことによって、誤解やミスを避け、意思決定を速めることができます。 感覚や、イメージで会話をすると相手に何も伝わらず信頼を得ることはできません。客観的に情報を集め可視化する能力は事業の成否を分ける大きな要素なのです。
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