カーナープロダクトマンスリーコラム

業界のリーダーを目指す

「景気が悪くなって市場が小さくなったのに業界の企業数はちっとも減らない・・・・だから価格競争に陥ってしまう」といった声を耳にします。

 

確かに国内のほとんどの産業で縮小均衡状態が見られるにもかかわらず、リストラや効率化等の企業努力により多くの企業が生き延びています。こうした努力はある一定の成果を生み出してはいますが、そこからブレイクスルーは生まれません。

 

不況に耐え、コスト削減による延命を図るだけでは生き残ることはできないでしょう。成長戦略の実現には、「削減する」作業ではなく、「生み出す」取り組みが必要位だからです。

 

市場が成熟すると、寡占が起こり、やがて数少ない大手(2~3社)と、ニッチ市場を捉える小規模企業に分類されていきます。その意味で、市場が縮小し続けているのに、業界内の企業数が減らない場合、近い将来に「寡占の渦」に巻き込まれる可能性を否定できません。統廃合や、企業買収によって市場規模に合った適正な企業数に絞り込まれて行くのです。 その時、確固たる地位を保ち、生き残るためには何が必要なのでしょうか?

 

業界のリーダーとしての地位を、顧客や競合から認められることです。その上で、新たなコンセプトや革新的な取り組みを行い続け、商品や条件ではなく、価値で存在意義を示す事が重要なのです。

 

商品力に頼り、時代や市場の流れに任せて「対応型」のアプローチをする企業は、大小を問わずリーダーシップを発揮することはできません。「寡占の渦」に巻き込まれないためには、他社とは異なる取り組み、斬新で新しい取り組みを行うことが必要なのです。縮小市場でこそ、チャレンジと長期的な戦略が重要なのです。

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