カーナープロダクトマンスリーコラム

生き残る営業と衰退する営業

「10年後、あなたは営業担当者として成功し続ける自信がありますか?」「企業として、組織として顧客から必要とされる存在ですか?」

 

ある研究者の論文には、『10年後、理論的にはホワイトカラーの70%を減らしても(解雇しても)、事業は成り立つ』と書かれていました。あくまでも、理論上の仮説ですが、市場が成熟し、衰退すればするほど、必要とされる企業や、営業担当者の数が減るのは必然です。

 

あなたは、あなたの会社は、10年後に顧客から必要とされているでしょうか?それとも衰退してしまっているでしょうか?企業として、個人として生き残るためには何が必要なのか、3つのポイントを考えてみましょう。

 

①顧客思考
強引な押し売り営業は言うに及ばず、売り手目線の考え方や行動は、自分の首を締めることになります。クロージング型のアプローチは、一時的に売り上げが上がったとしても、顧客満足は低下し、ファンやリピーターの獲得にはつながりません。

 

②継続的な自己変革/組織変革
成功パターンに基づいて、同じ行動をスピーディーに行えば良いという状況は減り続けます。顧客ごと、状況に合わせ、変化し続けることが最も重要です。

 

③価値創造
顧客の課題を解決するだけではなく、顧客と共に、新たな市場の開拓や、新商品の開発に取り組みます。まだ知られていない価値を創造し、いち早く市場投入することが、価格競争に巻き込まれない唯一の方法だからです。二番煎じや、後追いはやめましょう。

 

顧客から必要とされ、価値を生み出し続ける企業だけが10年後も生き残るのです!

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