カーナープロダクトマンスリーコラム

無気力な部下をどのように扱うか?

86237587「僕はもうダメです」

「営業に向いていないのかもしれません」

 

このような弱音を吐く部下をどのように扱えば良いのでしょうか?「戦う前からあきらめるのか!」と叱咤激励しますか?無気力な部下には、無気力な理由があります。その理由を把握し解決しない限り、上司の叱咤激励は伝わらないのです。部下を理解し「なぜ無気力なのか」を知ることによって、気づきを与えることができるのです。

 

ではどのような理由で無気力になってしまうのでしょうか?いくつかのパターンと対処法を考えてみましょう。

 

■実践の壁:人間は努力が報われない時、遅かれ早かれ「やる気」を失ってしまうものです。一生懸命やっても成果が出ないのであれば、「何もしなくても一緒だ」と考えてしまうのです。部下がそこまで追い込まれる前に、実践の壁を把握しサポートするべきです。精神論ではなく、具体的なアドバイスが部下を救うのです。

 

■評価や立場:上司の評価が自己評価よりも低い場合、「誰もわかってくれない」という孤独感や挫折感を味わうものです。上司が部下にマイナス評価をする場合、理由と基準を明確にするべきです。どんな努力をすれば、次のレベルに到達できるのかアドバイスしましょう。

 

■個人的な事情:プライベートで問題を抱える時、モチベーションが下がり、今までのような行動ができない場合があります。上司は親身に話を聞き、その状況が一時的なものなのか?解決不可能な問題なのか?を知る必要があります。状況を理解した上で、最低限守るべきルールと行動を指示するべきです。正論だけではない、上司の言葉は再起の動機付けとなるでしょう。

 

あなたは部下の状況や感情を理解していますか?

 

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