カーナープロダクトマンスリーコラム

売れない商品を売るより「新しいコト」を考える

130801

最近規格外の細長いノートがバカ売れしています。経済産業省発表の「家計調査」では年間の一世帯あたりのノートの購入額は460円でこの10年間で28%も減ったということです。

 

そんな中で、画期的なヒット商品「細長ノート」(コクヨスリムB5)が生まれたのはなぜなのでしょうか?高校生100人のノートを調べた結果、50%以上のページの右側に余白があり、使われていないことが判明したというのです。理由は頭を動かさずに読める範囲に記入が集中しているということ。人間工学に基づいて、新しいサイズのノートが誕生したのです。

 

ノートが売れなくなったけれど、使わない人がいなくなったわけではない!気合で売って来いと言っていたらこうした商品は誕生しなかったことでしょう。消費者の動向を調査し、既存の商品にひと工夫加えたことで、大きく売上を伸ばすことができたのです。

 

もし、あなたが扱う商品が「売れなくなってきている」としたらそこには必ず原因があります。今まで取引をしていた企業が競合に奪われたとしたら、そこにも理由があります。なぜそうなのか?お客様に聞くことが重要なのです。あなたの会社はお客様の声をきちんと聞いていますか?

TRACKBACKS

COMMENTS

コメントは受け付けていません。